雑誌で目にした赤い機関車、EF65 1118を初めて見たのは2003年3月のこと。
当時静岡に住んでいた私が目にする機会は滅多になかったが、その後も急行「銀河」の引退直前には何度か牽引機に充当されるなど注目を浴びていたのが記憶に残っている。
2015年10月17日午前に発生した高崎線内での故障により、突如廃車の運命を辿ってしまった1118号機。廃車回送直前に開催されたイベントでの展示が最後の晴れ舞台となった。
もう自力では動けないであろう状態ながら誇らしげにヘッドマークを掲げる姿を見て、切ない気分になった…