快速「伊東初日の出号」から初日の出を拝む
あけましておめでとうございます。
本年も、レイルサイドワークスをよろしくお願いいたします。m(_ _)m
私の年末年始は、旧友たちと飲みながら年を越して、近所の海岸へ初日の出を見に行くのが恒例行事。
今年は少し違うところから初日の出を拝んでみようと、彼らを連れて臨時快速「伊東初日の出号」に乗ってきました。
この列車に乗るべく、大晦日のうちに旧友たちを東京に呼んで年越し。年越しの瞬間は東京スカイツリーの特別ライティングを眺めていました。
少し仮眠を取ってから新宿駅へ向かうと、私達が乗ろうとしている列車の案内が出ていました。「快速」表記のみで列車名が出ていないのが少し残念。
7番線へ向かうと、ホーム床面に特別な乗車位置案内を発見。しかし、その隣では駅員さんがアタフタ…1号車がどちら側なのか把握できていないようで、案内を貼ったり剥がしたりしているうちに列車が到着してしまいました。一部貼られていた乗車位置案内も、号車番号が真逆になっていました…。
車両は485系TG01編成「宴」、お座敷車両です。新宿駅池袋方が1号車、渋谷方が6号車でした。この列車は途中の品川駅で進行方向が逆転するため、新宿~品川間は6号車が、品川~伊東間は1号車が先頭になります。
朝5時00分、臨時快速「伊東初日の出号」は新宿駅を定刻で発車。私達の指定席は、元旦にふさわしい1号車1番!早速、持ちこんだ酒類を広げて乾杯です。お座敷は6人1卓で、同じ卓には私達のほかにも2人の乗客がいらっしゃいましたが、いずれも1人で乗車していて「宴」という感じではありませんでした…。可能であれば6人1組で乗車した方が、1卓を独占して心置きなく楽しめそうですね。列車は途中の根府川駅で約45分間運転停車し、ここで車内から初日の出を拝みます。ホームより手前に停めてくれるため、窓からは相模湾を見渡すことができます。
6時50分過ぎ、日の出の時刻を迎えると水平線が一気に明るくなりましたが、太陽はまだ雲の中。7時00分、ようやく雲から太陽が抜け、車内が橙色に染まります。本当に美しいひと時でした。
この後、列車は熱海駅から伊東線に入り7時58分に終点の伊東駅に到着しました。少し残念だったのは、運転席後ろのカーテンが終点まで全て閉められていたこと。せっかくの1号車1番だったので、前面展望も楽しみの一つだったのですが…。
伊東では、道の駅 伊東マリンタウンの温泉でウトウトしながら時間を過ごし、同じ施設内で昼食に美味しい海鮮丼を食べて、早めに伊東を後にしました。
たまにはこんな正月も、良いものです。
追記(2017/3/19):
本記事の内容についてご指摘をいただきましたので、確認の上一部写真を差し替えました。
私の認識誤りにより、誤解を招きかねない内容となっていたことをお詫びいたします。
ご指摘いただきましたS様、ありがとうございました。